「賃貸住宅・医療福祉施設」建築実例集 〈東京医師歯科医師協同組合〉
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◎○▲◎○◎▲○◎○▲▲▲▲◎03投資商品の特徴預貯金株式・投資信託等不動産◎…とてもよい ○…よい ▲…あまりよくない収益性安全性流動性初期投資相続税対策医歯協 税務コラムゆとりある幸せな暮らしにつなげるための、ご所有の資産を上手く活用していく方法を、関与先のドクターからよく相談される体験を通して、皆様にお伝えしていきます。まずは先生方ご自身とご家族のライフステージをイメージしていただき、いつ、どのような希望があり、そのためには一体いくらお金が必要となりそうなのかを、考えてみていただくことがお勧めです。よく私が使うのは、エクセルなどで、横に年号と年齢、縦に先生とご家族のお名前、その年のイベントや実現したいこと、いくら必要なのか(A)、また見込の収入がどのくらいか(B)、Aの金額から、Bの金額の差分を出す表です。完成物のAからBを引いた金額がプラスであれば、そのプラン実行のためには足りません。そこを埋める手当を考える必要が出てきます。資産形成には、どの様な方法があるのでしょうか。定期預金、株や投資信託、ビットコインなどでしょうか。図表に、各方法の特徴を下表にまとめてみました。預貯金のように、ローリスク・ローリターンのもの、株式投資のように、日々動向をウォッチして、売り時には遅れず迷わず売却することができれば、ハイリターンとなるものなど様々です。その中間に位置する方法が、不動産の活用、運用です。東京医師歯科医師協同組合 不動産相談窓口顧問小城麻友子税理士事務所 税理士小城 麻友子 氏医歯協 不動産相談窓口顧問によるドクターのための不動産を活用した資産形成私は職業柄、関与先であるドクターから、税務や会計以外のご相談をされることがよくあります。子どもを医学部に入れて跡を継いで欲しいが、驚くほどの学費で収入はあるのに全然足りない、どうしたらいいのだろう…といった内容です。お金だけに固執してしまうと、ゆとりは持てませんが、無関心でも、ゆとりある幸せな暮らしは実現しないことが多いようです。ご自身で働いて稼いだお金や、既にお持ちで活用されていないような資産を上手く活用していくと、十分なお金でゆとりある幸せな暮らしにつながるかもしれません。ゆとりを持つための金額はいくらなのでしょうか。一律いくらと申し上げることは難しいですが、例えば、現在勤務医の方でゆくゆく開業を考えている先生であれば、診療科目やクリニックの場所などによっても変わりますが、開業に必要な資金は6,000万円〜1億円が見込まれます。また、お子さんを医学部へという場合には、6年間の学費は、私立であれば3,000万円前後、学費の高い大学の場合5,000万円近いということもあるようです。十分なお金で、気持ちの上でゆとりのある暮らしをするためにライフステージに合わせたプラン資産形成の方法ドクターのための不動産を活用した資産形成

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