不動産サービスのご案内 2024年7月号
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柱l 購入提携割引サービス不動産購入時特集住宅ローン購入売却提携割引サービス不動産買取業者売却不動産売却時特集建築・リフォームハウスメーカー特集提携割引サービス不動産活用土地活用サポート紹介提Pu携s割引サービス相談不動産相談窓口その他その他セキュリティ割引対象新築垂木棟木筋交い構造用合板外壁竪枠断熱材下地材防水紙断熱材屋根パネル芯材内壁パネル��構造や工法現在国内で採用されている住宅構造は、大きく分けて木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造(RC造)に分かれます。ここでは構造や工法による特徴を解説します。木造:軸組(在来)工法国内では�割程度の住宅で採用日本の伝統的工法で気候風土に合った建築方法とされ、木材で柱と梁、土台などの軸材を構成し、斜めに入れた筋交いによって耐震性能を確保しています。メリット木造:木質パネル工法�×�工法から派生した工法で、工場で作製された木質パネルを現場で組み立てる工場で製作される木質パネルには、下地材や断熱材、電気配線などがセットになっている。釘を使わずに専用の接着剤を使用し、組み立てて建築されています。メリット建築コストが比較的安い開口部を大きく取れ、室内に多くの日を取り込める増改築がしやすく、将来の住む人の変化などに対応しやすい(可変性の高さ)間取り・外壁材料・屋根形状など、設計の自由度が高く、土地形状に合わせやすい木造:枠組壁工法(�×�・�×�)面でバランスよく建物を支え、地震や風など外部からの力を分散させる床・壁・屋根が面で造られ、箱(六面体)で耐震性を確保してます。建築材料などは細かく規格化され、合理性のある建築方法です。米国では住宅の�割以上がこの工法で建築されています。メリット現場を施工する職人や大工による品質の差がでにくい耐震性・耐風性が高い断熱・気密性に優れている建築工期が短い����年に起きた阪神淡路大震災で、ツーバイフォー(�×�)の家の被害は、全壊・半壊ともにゼロであったことから、その耐震性の強さに注目が集まりました。工場でしっかりと管理された状態で製造できるため、ほぼ設計通りに建築でき、品質が安定している天候の影響を受けにくく、建築工期が短い現場で施工している期間が短く、釘を使わないため、近隣住民に対する建築中の音などのクレームを受けることが少ない耐震性・耐風性が高いデメリット柱のない大空間などの建築が難しい床下や屋根裏の湿気、シロアリ対策が必要法定耐用年数が��年と短い現場を施工する職人や大工によって品質に影響がでやすい建築工期が長くなりがちデメリット間取りに制限が多くなる構造体の木材にこだわることができない将来のリフォーム・増改築の自由度が低い開口部の大きさや位置に制限がある断熱・気密性に優れているため結露が生じやすいデメリット間取り設計の自由度が制限される凹凸のある奥行きがある外観などが建築しづらい構造上、壁や床の位置を変更するにはパネルの再配置が必要で、将来のリフォーム・増改築の自由度が低い   構造は建物の骨組みやその 材料を指します。工法は建物の建築方法で、骨組みを造る方法を指します。木造軸組工法木造枠組壁工法木質パネル工法木質パネル工法は工場で造られた木質パネルを接着剤で組み立てるので、建物の強度に対して弱いイメージを持つ人もいらっしゃいます。しかし実際は南極の昭和基地建設でも取り入れられている工法で、南極の強い風や激しい寒暖差にも耐える優れた工法なのです。

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